納入してきましたー

先ほどプラノベ『ラ・ヴィ・アン・ローズ』を納品してきました。

ほのぼのとした幸せなワンシーンを描かせていただきました。
書いていて、この三年間で銀幕市を彩ったすべての花が実を結び、その結果、
スターの皆さんが去ったあとにも、たくさんの果実が残るのだろうな、と
しみじみと思わされました。素敵なオファー、どうもありがとうございました。

日曜日のセオリーから言って、公開は深夜……ですかね。
リテイクなくするりと通って、一刻も早くお目にかかれるよう、祈っております。

次はパティシナ、次がシナリオ、あとは書ける順に怒涛の勢いでプラノベ、の予定。
一応、最後のフリー窓は明日の午前六時くらいに閉めますが、残り二日間で
ネタが出来ちゃった！　という場合は、声をかけていただいたら開けますので
仰ってくださいませ。

今抱えてるのが全部あわせて十本くらいなので、あと二三本ならなんとかなると
思います。特に、夏休み入ると一日一本書けますしね。

とりあえず、今日は暑さにノックアウトされたので、早めに風呂に入ってとっとと
冷房かけて引きこもりたいです……三十四度とか、鬼か……！

納品のご報告

最後のフリー窓開け【Sol lucet omnibus】のうちの一本、アンフィニッシュド・テイルズを
夕方納品して参りました。内容的にリテイクの可能性もあるので、ちょっと微妙ですが、
早めに公開されるよう祈っております。

というか、締め切り順ではなく書きたいもの書けるものから書いていく人間ですみません。
本当ならパティシナ→七月十四日締め切りのプラノベ→シナリオ、の順番に書かなきゃ
いけないんですが、どうもまだ脳内におけるネタの発酵が終わっていないらしく、なかなか
「書くぞ！」という気になれていないのです。

……こういうことをするからデッドラインを突破しちゃうんですけどね。

明日は大人数でお申し込みのプラノベかパティシナに取り掛かるつもり……なのですが、
家事に忙殺されてしまったら、さっと書ける少人数でのお申し込みのプラノベを書くかも。

とりあえず、まず大事なのは家の維持なので……。

とはいえ書きたい意欲もしっかりありますので、頑張ります。
少々お待ちくださいませ。

私が何を言っても

賢しいばかりの気もしますが、寂しいです。
あの人もあの人も、もういないのだなぁと思うと。

三年弱の時間を暮らした、虚構であって虚構ではない、確かに『生きた』人々によって
かたちづくられていた世界の終焉です。……寂しくないはずがない。

グレイのシートを見て、ラストシーンを見て、現トップの編集長を見て、PLさんたちが
書かれたそれぞれの終わり方を拝見して、ふっと気を抜くと、瞼の奥が熱くなります。

でも……虚無感とは違うんですよね。
不思議なものです。

プレイング締め切り

は、明日の午後八時です。

まだ真っ白な方がおられてじゃっかん不安。

いや、もしも白紙でも、私、一度でも書かせていただいたことのあるPCさんや、
書かせていただいたことがなくとも活動的なPCさんの交友関係はほとんど
把握しておりますので（人それをマニアという）、欲望の赴くままに捏造するだけ、
なんですけども。

なのでまぁ、今回に関してはあまりご心配なく……と言ってもいいんだろうか。

でも、もちろん、指標があった方が表現はしやすいですので、素敵なプレイング、
お待ちしております。

もうすでに何名様かのプレイングを拝見して泣いたなんて言わないんだからね！

【彼（か）の謳は響く】御礼

昨日の公開で、これまでにオファーいただいた『希望』に関するプラノベ、
【彼（か）の謳は響く】シリーズの執筆が完了しました。

色々なジレンマに悩みつつ、すべての『希望』の励ましになれば、と、新田と
ともに開けさせていただいた企画プラノベでした。

太助さん、ヨミさん、真船先生、理月さん、理晨さん、刀冴さん、イェータさん、
桑島さん、赤城さん、アオイさん、ウィズさん。十二人のお心を、このプラノベに
預けていただきました。

どうもありがとうございました！

今更解説する必要もないかな、とは思いますが、『彼の謳』という言葉は、人々の
内側より湧きいずる魂の声を表現したもの……の、つもりです。
今時魂とか何とか言われてもぴんと来ない人もいるかなぁとは思うのですが、人間は、
心の奥底にある、自己をかたちづくる根源的な何かに従って生きるしかないのだから、
自分を偽ったり誤魔化したりしても仕方がないし、その『謳』を素直に響かせることが
出来ることは幸いだ、というのが私のモットーというか目標というか指針なので、その
辺りを表現させていただきました。

それぞれに、PCさんたちの『謳』を表現出来ていましたら、幸いです。

ともあれ、ご参加、オファー、どうもありがとうございました。
選択はすでに済み、戦いも終わって、最後の時間を穏やかに過ごそうという日々が
ゆったりと流れて往くばかりですが、それぞれの選択をなさった皆さんが、胸を張り、
充足を持って『その日』に臨まれるよう、祈ってやみません。

そして、恐らく六月下旬、夢の魔法がすでに過去のことになってからになってしまうと
思うのですが、最後のフリー窓開けをさせていただく予定です。

Forsan et haec olim meminisse iuvabit．
（いつかこれらのことを思い出すことも、喜びとなるだろう）

か、もしくは、

Vive hodie．
（今日、生きよ）

という共通タイトルでやりたいなぁ、と思っています。

なるべく数をお受けしたいと思うので、あまり濃厚・複雑な描写は出来ませんが、最後の
日々の穏やかな一幕でも、過去の騒動のお話でも、魔法が消えたあとの普通の日々の
お話でも、なんでも構いません。

銀幕市の一員としての、最後のお仕事となるかと思います。
何かありましたら、どうぞ、お気軽にお申し付けくださいませ。


ひとまず、その前に、パーティシナリオと通常シナリオ、ご予約分・打診分のプラノベを
頑張ります。今週土日で何か一～二本仕上げたいですねー。