わたしはしあわせものだ。

もうじき誕生日なわけです。
あまり感慨はないですけど、節目の年でもあります。
残念ながら、七月二十一日という非常に微妙な日なので、学校でも、職場でも、あまり祝ってもらった記憶がありません。今年も多分そう。まぁ、これに関してはあんまり自己主張をしないので、仕方ないといえば仕方ないんですけどね。

で、とりあえず、一学期が今日で終わったわけです。
帰ってみたら、届いてました。
おふたりの方が、私に、お誕生祝いを送ってくださったんですよ～。

高遠さんからいただいた、最上級ラブラドライトの大粒ブリオレット・カット。
見てください、このシラーの美しさ。
眺めているだけで幸せになれます。

でも、一番幸せで、うれしかったのは、実を言うと、高遠さんが、私の最愛の石や、私が眼鏡留めがしたくて仕方ないお年頃（？）だということを覚えていてくださったことでした。ラブ。

そしてこちらは、サイトの常連さんで、工房のお客さんでもあるseirenさんからいただいたストラップ。

手作りだそうです。
私には到底思いつけないデザイン、石やモチーフの配し方で、勉強になりましたし、感心もしました。カラーリングが独特で綺麗です。
こういうのも面白そうだなぁと思った次第。


高遠さん、seirenさん、どうもありがとうございました！
大切に使わせていただきますね！

何というか、覚えていてもらえる、気にかけていてもらえる、というのは、とても幸せで得難いことなんじゃないかと思いました。私はとても恵まれているし、大切にされている。そう思います。

私の物欲は常に外を向いていて、それは、所有し続けることに対して発動するのではなく、『手に入れたもので何かをする』『いただいたものの中に歓びを感じる』ためにある欲です。もちろん、好きなもの、お気に入りに対する執着はありますけど、ものに執着しすぎては本末転倒なんですよね。

そんな訳で、素敵な品物をいただいたことは当然すごく嬉しいのですが、何よりもうれしかったのは、お二方のお気持ちだった、ということを、ここで強く主張しておこうと思います。いや、もちろん大事にしますよ。ラブなんか、勿体なくて分解できませんしね、まだ。

感謝。ラブ！


で、それと一緒に自分で注文したのも来てました。
オブシディアン。
火山ガラス、黒曜石です。
この石の持つ意味、『名誉の保護』という言葉が好き。
本当にそうだったら、素敵ですよね。
これ、是非ご愛顧企画のプレゼントに加えたいなぁ。


ブルーグリーンのフローライト。
鮮烈な色合いに脱帽。




ブルーグリーンのフローライトと、ペルー産のインカローズ。
どちらも、色合いの美しさ、鮮やかさに心を奪われます。何がどうなって、地球がこの石たちを創り出したのか、すごく不思議。

サイズグラデーションのロイヤルブルームーンストーン。
透明度はそれほどでもないのですが、どの粒にも綺麗なシラーがあります。なんというか、ほんわかする石ですよね。ムーンストーンのシラーは、ラブラドライトとは違って、やわらかい感じがします。
眺め飽きたら、分解してブレスレットやネックレスに加工する予定。


ブルーオブシディアンのタンブルと、特価だったシルバールチル。Beadsnerにて購入。
前者は想像よりサイズが大きくてびっくりしましたけど、すごくクリアなブルーで、眺めているとうっとりします。後者は銀線の入りがしっかりしていて、武骨でいい感じ。
これは、何にしようかなぁ。


そして一学期終了の開放感とともに作った今日の工房展示品。
ちょっとバロックな真珠とホワイトムーンストーンで作った、ちょっと小洒落た（と、本人は思っている）ブレスレット。ややサイズが大きめになってしまったのが残念なところ。



さっそくブルーグリーンのフローライトを使ってみました。
シンプルに、二色のみ。でも、この青とクリアとは、それだけで、色々語るものがあると思うんですが、どうでしょう。


同じく、さっそくオブシディアンを使用。
タイトルは、祝福。
かけがえのない、たったひとりしかいない『あなた』の、一度きりの人生が、美しく素晴らしいものであるように祈ります。

色々作れて楽しかったです。
明日は気力の許す限り、オーダーメイドの品を作りまくる予定。
あと、プラノベ【慈雨の季節に】二作にも取り掛かります。