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長崎市長が亡くなりましたね。
何故彼があそこで死ななくてはならなかったのか、何故容疑者の男はその選択肢しか選べなかったのか、残念でなりません。

人間の命は一度きりだと判っていて、何故我々は愚かな行為を繰り返してしまうのか、何故自分勝手な怒りに任せて他者を踏み躙ってしまうのか。簡単に最後の一線を越えてしまえるからこそ、我々は人間という殻を破れないのかもしれません。

平和都市会議で、真っ直ぐに前を向いて発言しておられた彼の姿がとても印象的でした。こんなところで斃れるべき方ではなかったように思います。

百年二百年昔とは別の意味で、ヒトの命が安い時代になりました。