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日記、サイト運営に関する諸々及びPBWゲームへの呟きをつれづれなるままに。
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ここ数日でいただいておりました。
新田さんの結婚式に対するお祝いの拍手でしょうか。皆さんのお心遣いに感謝します。
皆さんに祝ってもらえる新田は幸せ者ですし、そんな友人を持てた私も幸せ者です。

シナリオの執筆も締切が迫っていますし、さっさとそっちやれやという感じですが、ひとまず、
簡単に、あのハレの日について語らせてください。

……ちなみにシナリオ、あまりにもガッツリ書きすぎて、多分納入は土日になります……
毎度毎度こんなんばっかで申し訳ないです。でも、今回は、遅刻しすぎだ、って大目玉
食らってでも、書きたいこと全部、略したり端折ったりせずに詰め込もうと思っているので、
すみませんが、週末をお待ちくださいませ。人間関係とか、重くて深くて不可解な渇望とか、
希望の欠片とか、涙とか愛情とか涙とか涙とか、そういうものを、お前これやりすぎだよ、
ってくらいに書こうと思います。
しかし……気づいたら1PCさんにつき五千文字って、どうなんだろう。


では、話は結婚式に。
簡単にと言いつつ滅茶苦茶長くなったので、追記の方に置いておきます。




心配していた雨は前日のうちに上がりまして、当日は、気温こそ低かったもののとても
よいお天気で迎えることが出来ました。私と新田さんすんげー雨女なんですけど、ちょうど
近い場所で、妹の彼氏さんの友人が結婚式を挙げたらしく、すんげー晴れ男と有名な
彼氏さんが近場にいたからか、雨に見舞われることはありませんでした。ありがとうHくん。

SA3A1194.JPGさすがに私自身の写真を載せるわけには行かないので、当日着けていったアクセサリを。当然、手作りです。
アメジストを基本に、アメトリン、ペリドット、サンストーン、インカローズ、ラブラドライト、アイオライト、プレシャスオパールなどを思う存分に使用して作りました。たくさんの色を使っているので、ちぐはぐにならないよう、組み合わせ方に気を使ったつもりです。

SA3A1195.JPGイヤリングは大きめに。
SSS級アメジストと、新田さんからクリスマスプレゼント? にもらったレインボームーンストーンを組み合わせました。ツイストカットのアメジストが可愛くて、結構お気に入りです。






で、雨が降らなかったのはよかったんですが、とにかく寒くてですね。
コートもそんなに分厚くなくて、どうしようかと思いました。

まぁ、幸いというか残念ながらというか、犬井はSHIBOUという名の防寒具をまとって
いますので、スマートな友人たちと比べると、かなりマシだったと思うんですけど。
そもそも私、寒いのは平気ですし。真夏の猛暑に比べたら冬の寒さなんか屁です。

会場は梅田にあるホテルでした。
JR大阪駅から徒歩数分のところなんですけど、残念なくらい方向音痴である私は、以前、
何故か衣装合わせについていったとき、一度案内してもらったにも拘らず、JR大阪駅に
降り立った瞬間から超不審者でした。電気も通っていない山奥から出て来た田舎者だって
多分あんなにきょろきょろしない。
まぁ、地図をガン見して、何とか集合時間までには到着できましたけども。でも、見慣れた
建物が見えてくるまでは生きた心地もしませんでした。

会場には、友人の悠悟さん、カオリさん、クロ辺りがいて、新田さんの友人だという
同年代の兄さんふたりもいて、新田さんのお姉さんに声をかけてもらったり、お父さんに
「犬井さんを振って結婚してしまったなぁ」とか言われたりしながら、しばしまったりしました。
兄さんふたりとは、わりとあっという間に打ち解けた感がありました。さすが新田の友達、
という感じで、ユニークな人々でした。さっそくマイミクになったよ!

221-1.jpg結婚式は二時半から始まりました。
新田さんはクリスチャンですので、式ももちろんそれに則ったものです。教会?っぽい施設があるんですけど、お姐さんたちが荘厳なオルガンの音色に合わせて歌ってくださってて、何か、それだけでぐっと来ました。歌と言うのは偉大です。

ここ、かなり寒くてね。
折角だからとワンピースにショール姿だったんですけど、芯まで冷えました。スーツ姿の殿方が若干(いや、かなり)恨めしかった。

式は……まぁ、問題なかったんじゃないでしょうか。ダンナ氏が入場と同時によろめくという、
彼らしいエピソードもありますけども。これ、披露宴のスピーチで、勤めてる会社の社長に
ネタにされてました。

私は多分、キリスト教……というよりは、父系一神教とは生涯判り合えないだろうと思うので、
牧師さんが説教なさったことには触れずにおきますが、それでも、ただひたすらに、無償の
心積もりで相手を愛しなさい、というそれは、信仰がどんなものであれ、真実であり素晴らしい
ことだろうとも思います。

その後披露宴会場のある建物に戻って、写真撮影やブーケトス?があって、新田さんの
中学時代のお友達(美人ぞろいでした)が可愛くさんざめきながら綺麗な花を受け取るのを
微笑ましく見学して、会場へと入りました。
ちなみに私に結婚願望はほとんどないので、ブーケを受け取る資格は恐らくありません。

221-5.jpg話の種になるようなことも色々あったんですけど、全部書くと大変なので印象に残ったことを。
新田さん、私の目から見ても、欲目とかじゃなく、色白でスマートな、綺麗なお姐さんだと思うんですよ。でも、何故か彼女、注目されることにはとことん不慣れでね。花嫁さんて、普通、幸せそうな、無邪気な、満面の笑顔でいるものなんじゃないかなぁと思うんですが(私は新田さん以外の結婚式に出席したことがないので定かではありませんけども)、彼女の場合は、式の間中、微妙な困惑&照れ笑顔だったのが印象的でした。

写真はケーキカットです。本物で、デザートに出ました。
顔は隠してますけども、この時もはにかんだ笑顔でした。

221-4.jpgお色直しのために退場。
後姿の美しさを褒めてやってください。

このウェディングドレスはレンタルなんですけど、衣装合わせにくっついて行った時、裾の細工の細やかさに、レンタル代のお高さの理由が判った気がしました。レースに、ガラスパールをひとつひとつ縫い付けてあるんですよ、これ。裁縫の出来ない私には眩しすぎます。



お色直しのドレスは、新田さんが自分の振袖をどこかのお店でリメイクしてもらったもの、
だそうです。青い生地に、鮮やかな花が描いてあってね、すごく綺麗で、似合っていました。
ネックレスとピアスは私が作りました。ついでに、結婚式での指輪交換用のリングピローと、
披露宴でお友達のくすよさんがお祝いに歌ってくださったうたの歌詞も私が作りました。

それを、披露宴で、司会の方が紹介してくださって、皆さんに拍手していただいたんですけど、
SA3A1162.JPG……なんか、それって、すごくうれしいことですよね。
このハレの日に、私の作ったものが、一番の友人を飾れる、って。
私がこうしてものを作ってきたのも、もしかしたら、この日のため……だったのかもしれませんね。そのくらい、なんというか、誇らしい気持ちになれました。新田さんは私が作ったものに、たくさんの感謝と賛辞をくれますが、むしろ、感謝すべきは私なのでしょう。
あのめでたい、晴れがましい、美しい場所で、私の作ったもの、私の可愛い石たちが、一番の主役である花嫁を飾ることが出来たという事実に、私は感謝します。

そのあと、両者の上司からお祝いのスピーチがあって、ちょっとしたクイズがあって、主に
花嫁を激写する大撮影会が行われて、抜き打ち?でインタビューやメッセージ大会があって、
最後に、新田さんがご両親に手紙を読みました。
最初の辺りは声を詰まらせながらも頑張って読んでいたのですが、お母さんのこともあって、
やはり込み上げるものがあったようで、途中からそれらは言葉にならなくなり、結局、大半は
ダンナ氏が読みました。ダンナ氏、よくやった。

新しい家庭を築くに辺り、家という故郷を旅立つ前に、自分を取り囲み育んで来たたくさんの
ものに感謝して、最終的に行き着くのは、結局、生んでくれた、育ててくれた、無償の愛を
注いでくれた、親という、絶対的な、安堵の置き場所ではないかと思うのです。
新田さんのお母様は、残念ながらあの場所に立つことは出来ませんでしたけど、お祝いの
歌をうたうとき、くすよさんが仰っていたように、家族席の一角で、きっと、目を細めて娘の
晴れ姿を見ていただろうと、私も思います。

お母さんはきっと、ものすごく誇らしい気持ちで、旅立ちの日のあなたを見ていたと思います、
新田さん。お母さんの注いでくれたたくさんの愛情のすべてが、今のあなたをかたちづくったと
言うのなら、あなたが幸せな家庭を築き、同じようによき妻、よき母となることが、お母さんへの
手向けにも、双方の救いにもなるのだろうと。

とてもいい結婚式でした。
そこかしこに祝福と喜びがあふれ、新郎新婦への友愛があふれた、よい式でした。
私は、そこに属することが出来た自分を歓び、誇りに思い、彼女という友人を持てたことを、
たくさんのものと、たくさんの巡りあわせに感謝します。

結婚おめでとう、新田さん。
まだまだ続く、長い長い人生を、ようやく得られた生涯の伴侶とともに、幸せに、健やかに、
歩んでいってください。
もちろん私は、これからもあなたの友人でいるつもりなので、多分、諸々の事柄に対して
口うるさく言う気がしますが、それも愛情のひとつと許してもらえれば嬉しいです。



221-6.jpgそして最後の一枚は、ごく少数の友人たちと、お気に入りのフレンチのお店、『クー・ドゥ・ヴァン』を貸切にしていただいて行った二次会モドキのハイライト。茶色で塗りつぶしてある部分には、新田さんとダンナ氏の名前が書いてありました。

この食事会、事前にお店へ出かけて、キャプテン(接客のチーフの方)と打ち合わせたのですが、お店の皆さんが滅茶苦茶頑張ってくださって、とても和やかで楽しい二次会モドキになりました。
ちなみに、『二次会』ではないのは、開催が決まったのが一ヶ月前で、招待状も名簿も何ひとつ作っていなかったり、席順も手順もまったく設定していなかったという、なんとも我々らしい食事会だったから、なのでした。

でも、楽しかったですよ。
初対面のはずなのに、何故か二十年来の友人みたいに打ち解けてる人たちもいましたし。
また、皆で集まって、ご飯を食べたり、新田夫妻の家を襲撃したりしたいですね。

と、ちっとも短くまとまりませんでしたけども、そんな、忙しく慌しい、和やかで賑やかで
楽しい、幸せな、とても素敵な一日でした。
……滅茶苦茶疲れましたけどね。最寄り駅一歩手前で電車が止まって、結局自転車の
回収を諦め、タクシーで帰ったこともいい思い出です。多分。

ここまで読んでくださった方に感謝。
新田夫妻を祝福してくださった高遠さん、ぽちさんにも感謝。

さて、では私は、お風呂に入って執筆に戻ります。
素敵な作品がお届け出来るよう、頑張りますね。

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secret(管理人のみ表示)
素敵な式だったんですね。
なんか、読んでるこっちもウルっときました。
こういうのが本当の式なんでしょうね。
おめでとうございます。
この一言に尽きます。
たつき@桾沢龍毅 2009/02/23(Mon)21:01:32 編集
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