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日記、サイト運営に関する諸々及びPBWゲームへの呟きをつれづれなるままに。
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四季彩(しきさい)はめぐる

鮮やかな日々を、
そして、きみの言葉を深く刻んで
とおくとおく、まわり続ける

悠久なるリングは
記憶の湖にてひかる雫を滴らせ
あおくあおく、螺旋を描いた

届かない永遠が
今は、てのひらをあたためている
その刹那にすべてが宿る

わたしたちは、
その刹那に不朽を信じた
朽ちざるものの讃歌を

さあ、消えぬ誓いをここに
忘れ得ぬ真実と痛みを託し、赦し、愛し
この一瞬に、手を取り踊る

無情なる別れが
ふたりを永く隔てるのだとしても
わたしたちはそばにいる
手をつなぎ、となりを歩いている


四季彩はめぐる

別離を、わかれの涙を孕んで
押し留めることの出来ぬ、流れのように
すべては旅立っていく

それでも、この一瞬が美しいから
ただ、数多の偽りなき想いを、捧ぐ

――きみの、涙とまごころに。

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そらはあおく
ただとおく 高く澄んで

うたを捧げる きみに
無垢なあの日々には もう戻れないとしても
ここにいるよ きみを想い
きみを照らす 太陽でいる

うつくしいこの瞬間を
あかい花束にかえて

きみが笑う 春の日の午後
どれほどの幸いが ここに満ちるのか

灰色の夜が 今もきみを苦しめるとしても
きみは凜と 白く前を見つめている
交錯する必然と運命 きみの祈り
鮮やかな奇跡が 世界を満たしている

そう 今も
静かにたゆたっている

天は与える 均しく平らかに
日々と言う名の 十全の機会を
すべての命は ここで
自分という道を 愚直に歩む

真っ直ぐなきみのおもい
やわらかな春光

花よ降り注げ きみの瞳に
世界は残酷でも 絶え間なく美しいから
誰もが歩み去った後にも 種は残る
凍れる冬を 凛々と超えて

春は謳い逝く 人々の背を押して
新たな邂逅と 胸の傷を慈しみながら
すべてはまるで またたきのように
鮮やかな影を残し 過ぎ行くのみだとしても

それでも きみが愛しいから
約束をしよう 永遠などなくとも
ただ傍にいる きみの傍にいるよ

季節が幾度でも巡り来るように
優しい彩りが 幾度でも芽吹くように

きみに捧げよう
やわらかく満ちる 春のシンフォニー

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それでも、今日ほど美しい日はない。
それでも、今日ほど喜ばしい日はない。

きみが生まれて来たこの日に感謝を。
きみと出会うことが出来たすべての人が、
きっとそう思っているだろう。
きみが心を分け与えて来たすべての人が、きっと。

やさしい、いとしい、うつくしい、
きみが幸せであるように。

出会った日から今日まで、繰り返し唱えた呪文を、
今日もわたしは紡ごう。

どうか、
きみが幸せであるように。
誰よりも、
きみが幸せであるように。

この日、
この117という日に。

それでも。

きみが生まれてきてよかった、
きみと出会えてよかった、
きみと心を分け合えてよかった。

誰よりも愛情に満ちたきみだからこそ、
誰よりも愛され、またこころから誰かを愛せるように。
きみの目の前に続いて行く長い長い道を、
すべての温かい感情が満たしているように。

どうか、

幸いであれ、
満ち足りてあれ、
真実であれ、
自由であれ。

十回目の今日もまた、
わたしはそう、祈ろう。

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この日。

幸いにも曇天は、雨を呑んでなお保たれ、
無慈悲に人々を濡らしはしなかった。

そんな、この日。
彼は跳び、彼女は踊り、あの子は走った。

唐突なほどの冷たい空気の中、
歓声が、拍手が、風のざわめきのように木霊する。

彼らの、
誇らしげなあの顔!

一体私たちの誰が、
あれだけの笑みで以って、
からだ全体でもって、
誇りと喜びと充足とを表現できるだろうか。


なるほど、
彼らに出来ることは少ない。

日々を生きることすら、
時に困難な彼ら。

特にこの、
頑迷にして愛しき故郷においては、
彼らには未だ、
完全なる光は射さない。

けれど、だからこそ。

私はいつでもそう謳おう。

私たちは、出来たひとつを、
そのたったひとつを、
手を取り合い、喜ぶ。

けれど、だからこそ。

私たちは、わずかな晴れ間から覗いた太陽を、
その小さな温もりを、
目を細めて享受する。

このハレの日、
この晴れやかなる日に、
同じ場所に立てた私を喜びながら。

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手向けに。


鳥よ、高く駆けてゆけ。

この、素晴らしき門出に、
この、ひかりあふれる旅立ちの朝に。

辛苦がいずれ、きみの翼を削り細らせようとも、
苦悩にいずれ、きみの翼が色褪せようとも。

鳥よ、羽ばたいてゆけ。

くもりのないあの空を、
どこまでも続く透明な未来を。

きみが信じるかぎり、
きみが力いっぱい生きるかぎり、
空はどこまでも続くだろう。
空はどこまでもきみを包むだろう。


鳥たちの旅路に幸いあれ、
鳥たちの未来にひかりあれ。

――自由であれ、鳥よ。

そしてそのゆく先々に、
数多の幸いと喜びがあふれるように、祈る。

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似非教員
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創作全般
自己紹介:
血まみれバトルFTと手作り全般、マイナー音楽と犬と本を愛する頑固者。どんなときも、どこにいてもイヌハク節全開、いつでも一直線に全力疾走(急には曲がれない)。
偏屈ですが人間は好きです。おだてられたり褒められたりするとテンションと作業速度がアップします。よければ声をかけてやってください。
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