日記、サイト運営に関する諸々及びPBWゲームへの呟きをつれづれなるままに。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
しみじみと、深々と、そう思う日です。
一月十七日。
六千を超える貴い命が喪われた日であると同時に、私の一番の友人の生誕の
日でもある一日が、今年もまたやってきました。
あまりにも凄惨な、あまりにも悲壮な、あまりにも唐突な別ればかりが満ちて、
そしてその痛みは未だ癒されてはおらず、それゆえに、手放しで祝うことは、もう
一生不可能であるかのように思います。
あの地震で家族や大切な人を喪った人々の心は、忘却という許しすら届かない、
遠い遠い位置にあるのでしょう。唐突に『大切』が抜け落ちてしまった心と言うのは、
そういうものなのでしょう。
しかし――私の日記を、何年かに渡ってご覧の方には、この先に続く言葉は
容易に想像できてしまうかもしれませんが――、今日という日がなければ、私の
友人はこの世界にはなく、また、私は、生涯を通じて付き合って行きたいと思える
相手と出会うこともありませんでした。
私は、この日を悼みつつ感謝し、悲痛な別れに思いを馳せつつも祝います。
お誕生日おめでとう、新田さん。
たくさんの節目を迎えたあなたが、もっともっと自分本位に、もっともっと胸を張って、
幸せに、いっぱいの笑顔と充足とともにこの一年を歩んで行けるよう、祈ります。
そしてこの日には、たくさんの涙があふれると同時に、たくさんの善意が、真心が、
決して褪せることのない愛情が満ちていると思うのです。
人々が手をつなぎ、支え合ってともに乗り越えて来られたすべてに、伝えていこうと
守って来られたすべてに、人間の美しさと強さとを垣間見ます。なくしたものは二度と
戻らないけれど、戻らない事実に涙しつつも、喪われたもののために前を向いて
歩こうと胸を張る、その強さに人間のしなやかさを思い知らされ、励まされます。
綺麗事ばかり、と嗤われるかもしれませんが、私は、理想も口に出来ないような、
余裕のない人間にはなりたくない。そして、身勝手な人間の醜さを憎悪しつつも、
獣の利己を乗り越えた人間の見せる、“考える葦”の強さと誠を信じていたいのです。
この日が永遠に語り継がれるものなのだとして、――部外者である私に言える
ことなど本当はないのだとして、震災によって流され、未だ乾かぬ涙が、少しずつでも、
自責の念、苦悩から解放されることで、緩やかな甘受に変わるよう、祈ってやみません。
私信:
某PL様>
コメント、どうもありがとうございました。
私の方が、救われたような、報われたような気持ちになりました。
日本という国は、それに対して鈍感過ぎ、無知過ぎ、無恥過ぎるのでしょうが、
頑張っている人たちがいることもまた事実なんですよね。
頑張らなくてはならない事実を切なくも思いますが、踏み出すことで掴み取れる
様々なもののために、まだまだ頑張っていただかなくてはならないのだろうとも
思います。
うん、でも、これからどんどん変わっていくんだって、信じたいですしね。
そのために、私も出来ることをやりたいなぁと思う次第です。
某PのL様>
メールのコメント、ありがたく拝見しました。
私の考え方はあのまま変わることはないでしょうけれども、そう言っていただける
私は、恐らく、とても幸せな人間なのだろうと思います。だからこそ私は、懸命に、
最後の一瞬まで手を抜くことなく生きなくてはならないのですよね。
心の温かくなるお言葉、どうもありがとうございました。そのお言葉をきっちり自分に
刻み付けて、日々精進しようと思います。
一月十七日。
六千を超える貴い命が喪われた日であると同時に、私の一番の友人の生誕の
日でもある一日が、今年もまたやってきました。
あまりにも凄惨な、あまりにも悲壮な、あまりにも唐突な別ればかりが満ちて、
そしてその痛みは未だ癒されてはおらず、それゆえに、手放しで祝うことは、もう
一生不可能であるかのように思います。
あの地震で家族や大切な人を喪った人々の心は、忘却という許しすら届かない、
遠い遠い位置にあるのでしょう。唐突に『大切』が抜け落ちてしまった心と言うのは、
そういうものなのでしょう。
しかし――私の日記を、何年かに渡ってご覧の方には、この先に続く言葉は
容易に想像できてしまうかもしれませんが――、今日という日がなければ、私の
友人はこの世界にはなく、また、私は、生涯を通じて付き合って行きたいと思える
相手と出会うこともありませんでした。
私は、この日を悼みつつ感謝し、悲痛な別れに思いを馳せつつも祝います。
お誕生日おめでとう、新田さん。
たくさんの節目を迎えたあなたが、もっともっと自分本位に、もっともっと胸を張って、
幸せに、いっぱいの笑顔と充足とともにこの一年を歩んで行けるよう、祈ります。
そしてこの日には、たくさんの涙があふれると同時に、たくさんの善意が、真心が、
決して褪せることのない愛情が満ちていると思うのです。
人々が手をつなぎ、支え合ってともに乗り越えて来られたすべてに、伝えていこうと
守って来られたすべてに、人間の美しさと強さとを垣間見ます。なくしたものは二度と
戻らないけれど、戻らない事実に涙しつつも、喪われたもののために前を向いて
歩こうと胸を張る、その強さに人間のしなやかさを思い知らされ、励まされます。
綺麗事ばかり、と嗤われるかもしれませんが、私は、理想も口に出来ないような、
余裕のない人間にはなりたくない。そして、身勝手な人間の醜さを憎悪しつつも、
獣の利己を乗り越えた人間の見せる、“考える葦”の強さと誠を信じていたいのです。
この日が永遠に語り継がれるものなのだとして、――部外者である私に言える
ことなど本当はないのだとして、震災によって流され、未だ乾かぬ涙が、少しずつでも、
自責の念、苦悩から解放されることで、緩やかな甘受に変わるよう、祈ってやみません。
私信:
某PL様>
コメント、どうもありがとうございました。
私の方が、救われたような、報われたような気持ちになりました。
日本という国は、それに対して鈍感過ぎ、無知過ぎ、無恥過ぎるのでしょうが、
頑張っている人たちがいることもまた事実なんですよね。
頑張らなくてはならない事実を切なくも思いますが、踏み出すことで掴み取れる
様々なもののために、まだまだ頑張っていただかなくてはならないのだろうとも
思います。
うん、でも、これからどんどん変わっていくんだって、信じたいですしね。
そのために、私も出来ることをやりたいなぁと思う次第です。
某PのL様>
メールのコメント、ありがたく拝見しました。
私の考え方はあのまま変わることはないでしょうけれども、そう言っていただける
私は、恐らく、とても幸せな人間なのだろうと思います。だからこそ私は、懸命に、
最後の一瞬まで手を抜くことなく生きなくてはならないのですよね。
心の温かくなるお言葉、どうもありがとうございました。そのお言葉をきっちり自分に
刻み付けて、日々精進しようと思います。
PR
この記事にコメントする
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[01/09 神崎真]
[03/15 犬井ハク]
[03/15 NONAME]
[09/03 一夜]
[08/05 Nina]
最新記事
(01/08)
(12/26)
(12/20)
(09/13)
(08/03)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
犬井ハク
HP:
性別:
女性
職業:
似非教員
趣味:
創作全般
自己紹介:
血まみれバトルFTと手作り全般、マイナー音楽と犬と本を愛する頑固者。どんなときも、どこにいてもイヌハク節全開、いつでも一直線に全力疾走(急には曲がれない)。
偏屈ですが人間は好きです。おだてられたり褒められたりするとテンションと作業速度がアップします。よければ声をかけてやってください。
偏屈ですが人間は好きです。おだてられたり褒められたりするとテンションと作業速度がアップします。よければ声をかけてやってください。
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター