日記、サイト運営に関する諸々及びPBWゲームへの呟きをつれづれなるままに。
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ということで、十二月二十八日にレーシックの手術を受けてきました。
この四月に小学部へ異動になってから、眼鏡でのクラス入りに限界を感じ続けて来たのですが、お世話になっている眼鏡屋さんの店長さんがレーシックを受けられたという話を聞き、私も、と一念発起したのが今年の十月でした。
そこから無料説明会に出かけて行き、適応検査を受け、手術の日取りが決まり……と、あっという間にここまで来ましたが、今は、手術を受けて本当によかったと思います。
まだ目には違和感がありますが、まあ、術後二日目ならこんなものかと。削られた角膜が完全に治るまでは三ヶ月ほどかかるようなので、それまでは目を労わりながら生活しなきゃな、と思います。
そんなわけで、ひとまず、当日の流れを羅列。
================================
11:50 新田さんと待ち合わせ。
ちなみにこの日から生理が始まると言うジャストタイミングぶりはさすが自分、と言わざるを得ない。
骨太(※太っ腹の最上級)の新田さんがお昼とおやつをおごってくれるというので、近場のカフェでごはんのあと、アンリ・シャルパンティエでマカロンを買ってもらう。
12:40 クリニック到着。手術日だけあって人出が多い(神戸クリニックは手術日が決まっていて、毎日受けられるわけではない)。徐々に心拍数が上がり始めるのを実感しつつ受付。これから使う目薬と、本日の日程表をいただく。日程表とか……素晴らしい視覚支援ぶりだ! ちょっと安心した。
13:10ごろ 目薬の説明を受け、軽く目の調子を診てもらったあと、いよいよ手術ゾーンへ。緊張感もMAXだが、待合ブースで麻酔目薬をさしてくれたスタッフさんの言によれば、眼球の様子からすればそれほどガチガチにはなっていない、ということ。……私よりも緊張しいの方がおられるのか……!
13:15 前の方の施術が終わり、じゃあ次の方どうぞー的な感じで呼ばれる。早ァ!? スタッフの方々に付き添われながら手術室へ。物々しい機械が部屋の中央に鎮座した、清潔で小ぢんまりした部屋だった。不安感はあまり掻き立てられない。
13:15~ 歯医者さんの椅子みたいなイメージの、椅子とベッドの混合物みたいなものに寝転んで、いよいよ施術開始。再度麻酔の目薬を差してもらい、片目ずつ目が閉じられなくなる器具をはめ込まれる。←これが若干痛い。そしてびびる。ちなみに執刀医は理事長先生でした。ラッキー!
器具をはめられると、機械の何かが覆い被さってきて、眩しッ!? と思ったら視界が真っ黒になる。←多分ここで角膜をスライスされた
同手順でもう片方の目も同じ工程を繰り返す。この間、スタッフの方が私の強張った手にずっと手を添えていてくださる。手の温かさにハッとなって、安堵して身体の力が抜ける。
これが終わる頃には、理事長先生の「はいもうほとんど終わったからねー」という自然体極まりない声かけ。レーシック界のカリスマらしいんですけど、慣れているにしても、あの落ち着きと自然体ぶりはすごいなあと思った。
座席をぐるんと動かして、次の工程へ。またあの目が閉じられなくなる器具をはめ込まれると(眼窩に丸いレンズをはめ込まれる感じで、無論眼窩に麻酔は効いていないのでちょっと痛い)、また機械が覆い被さってきて、視界にオレンジ色の光点が明滅し始める。じっとそこを見ているように言われる。
で、ここでレーザー照射。ばちばちばちッ! という音がして、何か焦げ臭い匂いが漂う。私の目の何かが焦げた……ってことなんだろうか? その間も声かけをしてもらって、必死でオレンジの光点を見つめる。たまにびびって焦点がずれるも、理事長先生やスタッフの方に励まされ持ち直す感じ。
その後、何かの器具で眼球を撫でられる感じ。←ここで角膜(フラップ)を被せた……のかな?
目に水をかけられて、もう少しだから、と言われつつ、白い刷毛のようなものが目の表面をさっさっと掃くのを「なんか掃かれてるー!?」と思いながら見上げている。案外冷静なのかもしれない。
反対の目も同じ工程を繰り返して、手術終了。多分、この間十分弱。目を開けると、白いもやのようなものがかかってはいるものの、すでに0.7くらいは見えている感じ。眼鏡がないのに、手術室の外の窓の向こう側、大阪の街並が大抵判別できる!(私の裸眼は0.06くらいだったのに)
ウッヒョウと思いつつ、スタッフの方に案内されて休憩室へ。ここで十分~十五分間目を休め、簡単な診察をしてもらう。綺麗にフラップが形成されたということで、手術は成功、完了。
とはいえ、ここからしばらくはヤク漬け(目薬的な意味で)だし、一週間はプラスティック製の眼帯をつけて寝なければならない(寝ている間に目を掻いてフラップがずれると不味いので)。本格的なスポーツは一ヶ月間は控えなきゃ駄目だし、アイメイクもしばらくは禁止とか。……まあ、仕方ない。
13:50ごろ? クリニックからお暇。あっという間だった。視界はぼやけるし、異様に眩しく感じるけど、歩けないということはなく、新田さんが夕飯のお弁当までご馳走してくれるということで(本当は人ごみとか控えた方がいいらしいけど)伊勢丹へ立ち寄る。若干無謀だったらしくクラクラした。
新田さんには、とりあえずお礼にもならないが犬井イチオシのゴディバのアイスクリーム(ミニサイズが出てるんだ……)を持ち帰ってもらう。ハーゲンダッツなんか目じゃないお値段だけどあれはその価値はあると思う。
やっぱり異様に眩しくて、かつ、目が沁みてしばしばするのでほとんど電車の中では目を瞑りつつ帰宅。新田さんとは丹波橋でお別れ。ありがとう新田さん、本当に心強かった。この恩はいずれ返すから……!
15:30くらい? 眩しいよー眩しいよーと呻きつつ、フラフラしながらも無事帰宅。楽な格好に着替え、カーテンを閉めて自室に引き篭もる。一時間ごとに炎症予防の目薬を差さなきゃいけないので、うとうとしながら目を休める。
夕飯を食し、マカロンをうまうまといただいて(アンリ・シャルパンティエ最高。田舎のお土産に買って行こうかなあ)、何度か目薬を差したあと、めっちゃ苦心して眼帯をつけてから(医療用テープで顔に貼り付けるんだ、これ……)十時ごろには就寝。寝られるかなーと思ってたけど、すぐ寝付いた模様。
================================
と、いうのが二十八日の流れでした。
二十九日には翌日検診で目の様子を見てもらい、順調に視力が回復していることを確認してもらって、一週間検診のことを聴いて帰って来ました。
道のり的には結構長かったし時間もかかったけど、そしてここから先何ヶ月かは目を労わりながら生活しなきゃいけないけど、眼鏡がなくても同じくらいの視力がキープできる、目を開けた瞬間そこに何があるか判る、その便利さと喜びを思うと、受けてよかったと心底思います。
あとは、感染症の予防と、それから折角回復した視力を落とさないような生活スタイルが必要ですね。そのあたりにも気をつけながら、もうしばらく様子を見たいと思います。
ともあれ、付き合ってくれた新田さん、私の検査や手術に関わってくださった神戸クリニックの方々、心配してくださった皆さん、どうもありがとうございました!
この四月に小学部へ異動になってから、眼鏡でのクラス入りに限界を感じ続けて来たのですが、お世話になっている眼鏡屋さんの店長さんがレーシックを受けられたという話を聞き、私も、と一念発起したのが今年の十月でした。
そこから無料説明会に出かけて行き、適応検査を受け、手術の日取りが決まり……と、あっという間にここまで来ましたが、今は、手術を受けて本当によかったと思います。
まだ目には違和感がありますが、まあ、術後二日目ならこんなものかと。削られた角膜が完全に治るまでは三ヶ月ほどかかるようなので、それまでは目を労わりながら生活しなきゃな、と思います。
そんなわけで、ひとまず、当日の流れを羅列。
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11:50 新田さんと待ち合わせ。
ちなみにこの日から生理が始まると言うジャストタイミングぶりはさすが自分、と言わざるを得ない。
骨太(※太っ腹の最上級)の新田さんがお昼とおやつをおごってくれるというので、近場のカフェでごはんのあと、アンリ・シャルパンティエでマカロンを買ってもらう。
12:40 クリニック到着。手術日だけあって人出が多い(神戸クリニックは手術日が決まっていて、毎日受けられるわけではない)。徐々に心拍数が上がり始めるのを実感しつつ受付。これから使う目薬と、本日の日程表をいただく。日程表とか……素晴らしい視覚支援ぶりだ! ちょっと安心した。
13:10ごろ 目薬の説明を受け、軽く目の調子を診てもらったあと、いよいよ手術ゾーンへ。緊張感もMAXだが、待合ブースで麻酔目薬をさしてくれたスタッフさんの言によれば、眼球の様子からすればそれほどガチガチにはなっていない、ということ。……私よりも緊張しいの方がおられるのか……!
13:15 前の方の施術が終わり、じゃあ次の方どうぞー的な感じで呼ばれる。早ァ!? スタッフの方々に付き添われながら手術室へ。物々しい機械が部屋の中央に鎮座した、清潔で小ぢんまりした部屋だった。不安感はあまり掻き立てられない。
13:15~ 歯医者さんの椅子みたいなイメージの、椅子とベッドの混合物みたいなものに寝転んで、いよいよ施術開始。再度麻酔の目薬を差してもらい、片目ずつ目が閉じられなくなる器具をはめ込まれる。←これが若干痛い。そしてびびる。ちなみに執刀医は理事長先生でした。ラッキー!
器具をはめられると、機械の何かが覆い被さってきて、眩しッ!? と思ったら視界が真っ黒になる。←多分ここで角膜をスライスされた
同手順でもう片方の目も同じ工程を繰り返す。この間、スタッフの方が私の強張った手にずっと手を添えていてくださる。手の温かさにハッとなって、安堵して身体の力が抜ける。
これが終わる頃には、理事長先生の「はいもうほとんど終わったからねー」という自然体極まりない声かけ。レーシック界のカリスマらしいんですけど、慣れているにしても、あの落ち着きと自然体ぶりはすごいなあと思った。
座席をぐるんと動かして、次の工程へ。またあの目が閉じられなくなる器具をはめ込まれると(眼窩に丸いレンズをはめ込まれる感じで、無論眼窩に麻酔は効いていないのでちょっと痛い)、また機械が覆い被さってきて、視界にオレンジ色の光点が明滅し始める。じっとそこを見ているように言われる。
で、ここでレーザー照射。ばちばちばちッ! という音がして、何か焦げ臭い匂いが漂う。私の目の何かが焦げた……ってことなんだろうか? その間も声かけをしてもらって、必死でオレンジの光点を見つめる。たまにびびって焦点がずれるも、理事長先生やスタッフの方に励まされ持ち直す感じ。
その後、何かの器具で眼球を撫でられる感じ。←ここで角膜(フラップ)を被せた……のかな?
目に水をかけられて、もう少しだから、と言われつつ、白い刷毛のようなものが目の表面をさっさっと掃くのを「なんか掃かれてるー!?」と思いながら見上げている。案外冷静なのかもしれない。
反対の目も同じ工程を繰り返して、手術終了。多分、この間十分弱。目を開けると、白いもやのようなものがかかってはいるものの、すでに0.7くらいは見えている感じ。眼鏡がないのに、手術室の外の窓の向こう側、大阪の街並が大抵判別できる!(私の裸眼は0.06くらいだったのに)
ウッヒョウと思いつつ、スタッフの方に案内されて休憩室へ。ここで十分~十五分間目を休め、簡単な診察をしてもらう。綺麗にフラップが形成されたということで、手術は成功、完了。
とはいえ、ここからしばらくはヤク漬け(目薬的な意味で)だし、一週間はプラスティック製の眼帯をつけて寝なければならない(寝ている間に目を掻いてフラップがずれると不味いので)。本格的なスポーツは一ヶ月間は控えなきゃ駄目だし、アイメイクもしばらくは禁止とか。……まあ、仕方ない。
13:50ごろ? クリニックからお暇。あっという間だった。視界はぼやけるし、異様に眩しく感じるけど、歩けないということはなく、新田さんが夕飯のお弁当までご馳走してくれるということで(本当は人ごみとか控えた方がいいらしいけど)伊勢丹へ立ち寄る。若干無謀だったらしくクラクラした。
新田さんには、とりあえずお礼にもならないが犬井イチオシのゴディバのアイスクリーム(ミニサイズが出てるんだ……)を持ち帰ってもらう。ハーゲンダッツなんか目じゃないお値段だけどあれはその価値はあると思う。
やっぱり異様に眩しくて、かつ、目が沁みてしばしばするのでほとんど電車の中では目を瞑りつつ帰宅。新田さんとは丹波橋でお別れ。ありがとう新田さん、本当に心強かった。この恩はいずれ返すから……!
15:30くらい? 眩しいよー眩しいよーと呻きつつ、フラフラしながらも無事帰宅。楽な格好に着替え、カーテンを閉めて自室に引き篭もる。一時間ごとに炎症予防の目薬を差さなきゃいけないので、うとうとしながら目を休める。
夕飯を食し、マカロンをうまうまといただいて(アンリ・シャルパンティエ最高。田舎のお土産に買って行こうかなあ)、何度か目薬を差したあと、めっちゃ苦心して眼帯をつけてから(医療用テープで顔に貼り付けるんだ、これ……)十時ごろには就寝。寝られるかなーと思ってたけど、すぐ寝付いた模様。
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と、いうのが二十八日の流れでした。
二十九日には翌日検診で目の様子を見てもらい、順調に視力が回復していることを確認してもらって、一週間検診のことを聴いて帰って来ました。
道のり的には結構長かったし時間もかかったけど、そしてここから先何ヶ月かは目を労わりながら生活しなきゃいけないけど、眼鏡がなくても同じくらいの視力がキープできる、目を開けた瞬間そこに何があるか判る、その便利さと喜びを思うと、受けてよかったと心底思います。
あとは、感染症の予防と、それから折角回復した視力を落とさないような生活スタイルが必要ですね。そのあたりにも気をつけながら、もうしばらく様子を見たいと思います。
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自己紹介:
血まみれバトルFTと手作り全般、マイナー音楽と犬と本を愛する頑固者。どんなときも、どこにいてもイヌハク節全開、いつでも一直線に全力疾走(急には曲がれない)。
偏屈ですが人間は好きです。おだてられたり褒められたりするとテンションと作業速度がアップします。よければ声をかけてやってください。
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