【彼（か）の謳は響く】御礼

昨日の公開で、これまでにオファーいただいた『希望』に関するプラノベ、
【彼（か）の謳は響く】シリーズの執筆が完了しました。

色々なジレンマに悩みつつ、すべての『希望』の励ましになれば、と、新田と
ともに開けさせていただいた企画プラノベでした。

太助さん、ヨミさん、真船先生、理月さん、理晨さん、刀冴さん、イェータさん、
桑島さん、赤城さん、アオイさん、ウィズさん。十二人のお心を、このプラノベに
預けていただきました。

どうもありがとうございました！

今更解説する必要もないかな、とは思いますが、『彼の謳』という言葉は、人々の
内側より湧きいずる魂の声を表現したもの……の、つもりです。
今時魂とか何とか言われてもぴんと来ない人もいるかなぁとは思うのですが、人間は、
心の奥底にある、自己をかたちづくる根源的な何かに従って生きるしかないのだから、
自分を偽ったり誤魔化したりしても仕方がないし、その『謳』を素直に響かせることが
出来ることは幸いだ、というのが私のモットーというか目標というか指針なので、その
辺りを表現させていただきました。

それぞれに、PCさんたちの『謳』を表現出来ていましたら、幸いです。

ともあれ、ご参加、オファー、どうもありがとうございました。
選択はすでに済み、戦いも終わって、最後の時間を穏やかに過ごそうという日々が
ゆったりと流れて往くばかりですが、それぞれの選択をなさった皆さんが、胸を張り、
充足を持って『その日』に臨まれるよう、祈ってやみません。

そして、恐らく六月下旬、夢の魔法がすでに過去のことになってからになってしまうと
思うのですが、最後のフリー窓開けをさせていただく予定です。

Forsan et haec olim meminisse iuvabit．
（いつかこれらのことを思い出すことも、喜びとなるだろう）

か、もしくは、

Vive hodie．
（今日、生きよ）

という共通タイトルでやりたいなぁ、と思っています。

なるべく数をお受けしたいと思うので、あまり濃厚・複雑な描写は出来ませんが、最後の
日々の穏やかな一幕でも、過去の騒動のお話でも、魔法が消えたあとの普通の日々の
お話でも、なんでも構いません。

銀幕市の一員としての、最後のお仕事となるかと思います。
何かありましたら、どうぞ、お気軽にお申し付けくださいませ。


ひとまず、その前に、パーティシナリオと通常シナリオ、ご予約分・打診分のプラノベを
頑張ります。今週土日で何か一～二本仕上げたいですねー。